音楽好き木工家、表飛悠人(オモテヒュウト)です。
自然豊かな鳥取県の工房で日々木を削っています。
チェロ弾きとしても活動中です。
●鳥取バロックアンサンブル 2011年~
●Emu♪(ピアノ弾き語り&チェロ)2016年~
●結婚式での演奏、キャンプ場での演奏など
YouTubeチャンネル『Hyuto’s Music Room』
ゆら木開業までの歩み
高校卒業まで
幼いころからモノ作りが好きで、よく木や何かを組み合わせて遊んでいました。
ゲームやスポーツも好きな普通の少年時代でしたが、小学5年生あたりでピアノを習い始めます。
そして高校でチェロに出会ってのめり込み、高校卒業後は弦楽器職人を志します。
鳥取県内のとあるヴァイオリン工房で3年半勉強させていただいたのち、どうしても折り合いが合わず退学を決意。
その後はしばらく独学でヴァイオリン製作の勉強を続けつつ、バイトをしたり木製雑貨を作ったりして過ごしていました。
ゆら木開業後
初期
初期のころは世界中のとても珍しい世界の銘木を使ったアクセサリーをよく作っていました。
特に1番右のチューリップウッド(ブラジリアンローズウッド)というピンク色の木目が出る木は本当に希少価値が高く、普通には手に入りません。
このようにピンクがはっきり出ている材は大変珍しいものです。
こちらも初めのころに作ったものの1つ、鳥取市のとある作曲家の方からのオーダーでヴァイオリン型看板です。
ところで、ネコは自由で癒されます。美しい曲線も魅力的です。
というわけでネコ雑貨も作り始めました。
このネコースターは現在まで売れ続けていて、ゆら木の看板商品の1つとなっています。
発表会記念品
高校卒業を機に辞めてしまったピアノでしたが、ピアノの先生とはそれからもやり取りは続いていました。
ある時「発表会の記念品を作ってもらえないか」という話をいただき、なるほど!と閃きました。
↑色々な銘木のピアノストラップです。
毎年のピアノ発表会、そういえば全部終わった後にいつも音楽関係のタオルやコップ、筆記用具などの記念品をもらっていました。何気に楽しみだったものです。
手作りの木製ピアノ雑貨、これは他にないオリジナルなものになるという確信がありました。
工房移転
自宅では手狭になり物件を探していたところ、廃校になって10年くらいの旧湖南中学校と繋がり、2017年12月、正式に鳥取市から同校理科室を借り受けて移転しました。
この理科室(及び理科準備室)を大改造して現在工房として使っています。
電気工事士や家具屋の友人たちの力も借りて、現在は理科室の面影はなく快適空間になっています。
工房裏に引っ越し
車で片道15分くらいの自宅から通っていましたが、半年ほど経ってから工房裏の空き家に転居できました。
築60年くらいの大ベテランですが素人目にも分かるくらいしっかりした作りの家だと思います。
ここ鳥取市吉岡温泉町は由緒正しい温泉街で、たまに温泉で休みつつ木とパソコンに向かう毎日です。
◇代表者 略歴◇
2011年3月 鳥取県立鳥取西高校卒業
2011年4月 鳥取ヴァイオリン製作学校入学
2014年9月 鳥取ヴァイオリン製作学校中退
2016年6月 銘木工房ゆら木開業
2017年12月 工房を鳥取市立旧湖南中学校へ移転